〒534-0021 大阪府大阪市都島区都島本通3丁目23番8 エコールヤマダ1F
(大阪メトロ谷町線 都島駅1番出口 徒歩1分)
受付時間
スポーツ医学の歴史は、1932年のロサンゼルス大会において、競技団体の役員として医師の帯同が始まりオリンピックによって大きく発展し進歩を遂げた。1947年にはオリンピック選手の健康診断体力テストなどを実施するため、日本体育協会内に体育医事相談所が創設されこれを機にアスリートと医学の関わりが密接になり、スポーツ医学の浸透が深くなった。2007年ナショナルトレーニングセンターの設立でトップアスリートへの科学的強化が促進され、スポーツ医学の発展はさらに加速された。
健康スポーツについては、1950年から60年代にかけて成人病が提唱されるようになり、予防法や啓発活動が確立された。1996年に厚生省が成人病を生活習慣病に改称し、1998年にはWHOがメタボリック症候群を提唱し、2005年に日本人用メタボリック症候群の診断基準が作成され、2007年には日本整形外科学会によってロコモティブシンドロームが提唱され、寝たきり防止策としてロコトレ指導が実施されるようになった1)。
スポーツ医学には運動生理学分野、バイオメカニクス、栄養学などさまざまな分野が関連しており、運動生理学分野では身体活動が刺激となって生じる体内の変化をとらえ、人間の恒常性を維持する機能を学問とする生理学とも密接に関連している。スポーツによる傷害には、発育段階の学童期に無理な投球動作や投球過多によって発症する野球肘などのオーバーユースによるスポーツ障害、スポーツフィールドで発症する骨折、脱臼、捻挫、挫傷、腱断裂などのスポーツ外傷がある。これらの診断や治療以外にも予防や啓発指導も重要なスポーツ医学の分野であり、外傷や疾病の治療や予防に対してリハビリテーションの実施に関して科学データをもとに適切なアプローチをすることが重要となる。
参考文献
1)加藤 公.整形外科医からのスポーツ医学概論.体力科学 71, 2022.
お電話でのお問合せ・ご予約
<受付時間>
月・火・木・金 9:00~12:00/
15:30~19:00
水 9:00~12:00/
土・祝 10:00~15:00
定休日:日曜
フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。
〒534-0021
大阪府大阪市都島区都島本通3丁目23番8 エコールヤマダ1F
大阪メトロ谷町線 都島駅1番出口 徒歩1分
<受付時間>
月・火・木・金 9:00~12:00/
15:30~19:00
水 9:00~12:00/
土・祝 10:00~15:00
定休日:日曜
日曜